旅立ち(思春期のころ)


クロッカスが咲き

春風が吹いて

桜の花びらが宙に舞ったら

この街を出て行くんだ




空にツバメが舞い

東風が吹いて

潮騒が頬を撫でたら

違う世界に旅立とう




眼と眼が合い

視線が宙を泳いで

顔のニキビが気になったら

昨日の僕とおさらばさ





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暑い夏の記憶

あつい

暑い

熱い



目覚めのパジャマは 汗、汗、汗

昼のシャツは 汗、汗、汗

食事しながら 汗、汗、汗



あつい

暑い

熱い



立つ元気もなく

座っている力もない

寝ころんでも目まいがする



あつい

暑い

熱い



煮込みうどんを食い

カレーうどんを食い

汗を出せば涼しくなるかい



あつい

暑い

熱い



麦茶で水分を補給し

氷で頭と首を冷やし

ポンコツの身体は壊れる寸前



あつい

暑い

熱い



暑い夏が去っていく

蝉と共に去っていく

記憶と記録に刻んで去っていく

暑い空気と 熱い風の 厚い夏が去っていく

2010年の日本の夏が何事もなかったかのように







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ぼくの中の不思議


顔を見るだけで腹が立つ

握りしめた拳がもとにもどらない

脳の回路にプログラムされたらしい

思い出しただけで怒りが込み上げてくる

1回2回3回と深呼吸をしてみても駄目




むずかしい話に相槌打って

わかったふりして頷いてみる

何か意見はと声掛けられても

ただ笑って黙っている

情けなく惨めになることもたまにある





違うんだよと首を横に振って

身体全体で否定したいあなたの動作

口を出すと何様かと思われそうで

敢えて見ない振りをする

見えなければ楽な場合だってある





ガッツポーズだけではまだ足りない

スキップして飛び跳ねてみる

そんなこと恥ずかしいじゃないかと

クールに自制する自分がいる

澄ました顔が不自然に見えるのはそんなとき





身体を揺すって笑いたい

まわりの雰囲気がそれを許さない

歯を食いしばって大袈裟にこらえる

泣いてるんじゃないよ

身体を丸めて必死で我慢してるんだ





捨て身の覚悟で守り抜く

静かにこころの底から湧きあがる

あの声あの顔を思うとき

説明できない不思議な力

そんな親が子を思う気持ちのようなもの








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なにも考えない



幸せなことがある

この幸せが永遠に続いてほしい

どこかに飛んで行かぬよう閉じ込めておきたい

でもね、いつまでも続かないと思う

だから、なにも考えないで今を生きたい

明日は今日と同じとはかぎらないからね





辛いことがある

この辛さに終わりがないような気がする

そんなものなど青い海の底深くに沈めたい

でもね、抜け出せるときがきっとくると思う

だから、なにも考えないで今を生きたい

明日は今日と同じとはかぎらないからね





幸せなことなど考えない

気がかりなことなど考えない

何か変化が起きるまで



時の流れに流してみる






CIMG1797-448時に流す 






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君の視線と思春期


木製の机と椅子が並ぶ教室。




刃物でいたずら書きされデコボコした机。




コッペパン、牛乳、

おかずが並んだアルミのトレー。




脱脂粉乳に取って代わったビン入り牛乳。




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「いただきます」の掛け声。



 
いつものように牛乳瓶の蓋をとる。




蓋の裏面に付いた一滴を舐める。




それは癖だった。




CIMG1866-思春期448-336




食事の始まりの儀式みたいなものだった。




普段と変わらない食事の始まりだった。




蓋を舐めながら

何気なく首を傾げた方を見る。




「……」。




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一瞬ぶつかった視線。




視線の先には君がいた。




頭の中は真っ白に染まった。




君の名前を

10回くらい叫ぶことができるような

時間にも思えた。




CIMG1896-思春期448-336




その一瞬は、

目が点になった君の顔の表情を、

恥ずかしさで

顔が火照った自分の感情と一緒に、

カメラのシャッターのように

脳裏に焼き付けた。




CIMG1888-思春期448-336












中1の春。










思春期だった。









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テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

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